本校は昨年度から2年間「金銭教育研究校」に指定され、多くの実践を重ねてきました。その集大成の場として、11月22日(火)に、「富山県金銭教育協議会」を行いました。
4年生では、「総合的な学習の時間」の公開授業を行い、長期にわたって節電プロジェクトに取り組んだ成果を伝え合いました。「全校の意識が変わった」「節電の効果が金額となって表れている」と、たくさんの成果が表れたことをみんなで共有しました。
6年生では、「社会科」の公開授業を行い、消費税が今後どうなっていくのかに考えを巡らせました。他国と比べたり、使われる用途を話し合ったりする中で、税の必要性について理解を深めることができました。
公開授業の後は全体会を行い、本校の研究の成果を来校者に紹介しました。
また、「ホリスティック金融教育のススメ」と題して、生活経済ジャーナリストの あんびる えつこ氏に講演をしていただきました。社会の変容によってお金についての価値観が多様化していること、その価値観を磨く場として、学校でも家庭でも金銭教育が必要であることを教えていただきました。
本校の2年間の成果が詰まった金銭教育協議会となりました。今後も、学校教育の至る場で、金銭教育を視点にした取組を続けていきたいと思います。今日に至るまで、ご指導ご鞭撻をくださった関係者のみなさま、ありがとうございました。