5年 総合的な学習の時間 ぶどうの木への訪問

 5年生は、総合的な学習の時間において福祉をテーマとした学習として、地域の居宅介護支援事業所「ぶどうの木」を訪れました。

 子供たちは、1か月前に万葉苑を訪問した経験を想起し、そのときの学びを生かしながら、高齢者の方々と質の高い交流を目指しました。

 今回は、グループではなく個人での交流を計画しました。事前に、医師や栄養士など、高齢者の方々の暮らしや健康を支えている様々な職業の人の立場に立つことを意識し、話の内容を工夫してきた子供たち。単なる知識の蓄積ではなく、将来の職業や社会への理解を深め、自己のキャリアについて考える助けとなるよう、1人1人が準備を重ねてきました。

 1学期からの学習を通して、子供たちは人とのつながりの大切さを深く理解し「共感することが人との絆を深める方法である」「どんな人とも目線を合わせることは大切である」ということに気付きました。

 これらの経験を通じて、5年生は人間関係や社会への理解を深め、最高学年に向けてリーダーシップを発揮する準備を整えています。今回の学習を、自分の成長に生かしていってほしいと願っています。

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