4年生 総合的な学習の時間

 4年生は、総合的な学習の時間で、環境をテーマに学習を進めています。3年生までに新湊や射水市の「すてき」を探してきた子供たちは、自分たちの身の回りには「宝」がたくさんあることを学んでいます。

 公園や川等の豊かな自然や伝統的な文化、憩いの場となる建物や生活を支えてくれている人々等について、楽しそうに語る子供たちからは、ふるさとを誇りに思い、愛着をもっている気持ちが強く感じられました。

 しかし、子供たちから挙げられた宝のひとつである三日曽根公園には、ポイ捨てされたごみがたくさんあります。このままではいけないと感じた子供たちは、実際にごみを拾いに公園に行きました。

 

 すると、公園だけでなく、学校横の大石川にも数え切れないほどのごみがあることに気付きました。拾ってきたごみを学校で並べてみました。ブルーシートに広げられた大量のごみを見て、思わず「これはひどい!」と言う子もいました。

 子供たちがごみ問題に関心をもち始めた今週は、さらに射水市役所の方や六渡寺海岸清掃をリードされている方をお招きし、ごみ問題の現状についてお話しいただきました。

 

 拾われなかったごみは川を通って海へ流れ、沖で漂うことになることや、生き物がごみを食べて苦しんでいるという事実が伝えられました。子供たちは驚き、「どうにかできんかな…」とつぶやいたり、「ボランティア活動に参加したい」と振り返ったりするなど、自分にできることを考え始めているようです。

 そのひとつとして、来週は、六渡寺海岸の清掃にチャレンジする予定です。たくさんごみを拾って、きれいな環境を守ろうと意気込んでいます。

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