5年生はこれまで、総合的な学習の時間に福祉の学習として、加齢に伴う体の変化について問いをもち、追究をしてきました。
6月16日(金)に、射水万葉会新湊西地域包括支援センターの方々をお招きして「認知症サポーター小学生養成講座」と題し、認知症についての知識・理解を深める授業をしていただきました。
「脳の様子が変わる」「家の中で迷子になる」などの事実・症例を教えていただたいたり、具体的な事例をもとに考えを深めたりしました。
「食後すぐに食事を作ってほしいと言われたら?」「自宅にいながら、家に帰りたいと言われたら?」などの問題を、寸劇を通してみんなで考えました。「思い込んでいる人の考えを否定するのではなく、さりげなく変えていくことが大事」だと学びました。
また、5年生からの質問にも答えていただきました。「特別なことをする必要がなく、みんなができることを少しずつ見つけていってほしい」という講師の方のお話を、5年生は真剣な眼差しで聞いていました。
7月には、射水万葉苑さんにご協力いただき、施設を訪問させていただきます。また、これからの学習では、高齢者の方々との交流の準備を進めていきます。